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2020年10月9日金曜日

【5600文字、狂気的・重量測定データ付】情報解禁 SPECIALIZED 新製品 S-WORKS AETHOS ~軽量なだけではない。新しいバイク~

こんにちは。 つくば市のスポーツバイク・プロショップ
BIKE SHOP FORZAの東(アズマ)です。

やっと。 やっと。 やっと。

情報をお披露目することが出来るようになりました(^^)



SPECIALIZEDの、まったく新しいバイク。
AETHOS(エートス)

SNSなどでリークされる情報を御覧になっていた方は、
やきもきされていたことと思います。

前置きは、さておき。
さっそく本文にいってみたいと思います。

5600文字です。
ゆっくりお楽しみ下さい。


目次
  1. 開発コンセプト
  2. ピーターデンク(Peter Denk)というエンジニア
  3. バイク重量
  4. 実際に乗ってみたところ
  5. 狂気すぎる実測重量
  6. ラインナップ
  7. アズマ限定サービス


1 開発コンセプト

『MADE IN RACING』 というコンセプトの基、
レースで最高のバイクを送り出してきた。
それがSPECIALIZEDのDNAです。

今回のバイクは、
レースから離れたところからアプローチされています。

「SPECIALIZEDのラボには最新技術がある。」
それを、ただただ。
走りを楽しむためのバイクに、その技術を使ったらどうなるか?
開発の始まりです。

SPECIALIZEDのエンジニアには、
レースをする人もいれば
レースはしなくて楽しむだけに乗っている人もいます。

路面をキレイにトレースして
心地良くあがる心拍と共に。踏んだだけ前に進む。

そんな乗って楽しいバイクを作るために。
今回はSPECIALIZEDはSPECIALIZEDのルールを壊して。
開発にあたりました。

【BREAK THE RULE】
①UCIの6.8kgに縛られることをやめる。
②バイク設計のしきたりを破る
③ライドのしきたりを破る
④自分たちで作ってきたしきたりすら破る
S-WORKSやSPECIALIZEDという大きなロゴはやめて
街に溶け込むカラーリングに。
クラッシックな細身なデザイン
クラッシックだけども最新の設計。
一旦、エアロは忘れましょう。
パイプ形状だけを考えて強度計算をしてみたらどうなるか?

これらを、たった2年の開発期間で形にしました。

10万種類の形状を計算(シミュレーション)して。
スーパーコンピューターがなせる技。

そして、今回の開発には、
ピーターデンク(Peter Denk)というエンジニアが
大きく関わっています。
ピーターデンクさんについては、
次の項で説明させて頂きます。

ちなみに、AETHOS(エートス)という
名前はギリシャ語が基になっており、

Wikipediaには。
  エートス は、「いつもの場所」 を意味し、転じて習慣・特性などを
  意味する
古代ギリシア語である。
  他に、「出発点・出現」または「特徴」を意味する。
と記載されています。

色々な意味に解釈されてきた言葉とのことですが
「楽しく乗るための出発点になるバイク。」
という解釈が個人的にはしっくりきそうです。

2 ピーターデンク(Peter Denk)というエンジニア

2014年からSPECIALIZEDと関わっていて、
軽量化におけるスペシャリストです。
VENGEの軽量化にも大きく寄与しています。
これまで、SPECIALIZEDの中では
裏方で表舞台に大きく出ることはありませんでした。

ピーターデンクさんは、自分の会社をもっていて。
現在もDenk Engineering GmbH という会社のCEOです。
Thomas Fuderer という学生時代からの親友と
1997年に共同で立ち上げています。

SPECIALIZEDでのポジションは、
Product Developer(製品開発者)です。

ピーターデンクがバイクの開発に関わっている歴史は古く
学生の時に機械工学を専攻していた彼は、
台湾でインターンシップとして
1990年からバイクの開発に携わっています。

そして、下記のような経歴を持っています。

GT Bicycles Vice President R&D(研究開発担当副社長)

Cannondale Vice President R&D(研究開発担当副社長)

Founder owner Hot Chili Bicycles(ホットチリの創業者)

Pacific Cycles Taiwan Leader of R&D 
and Product Development(研究開発リーダー、製品開発)

ピーターデンクさんについて、
もっと知りたい方は、
会社のWebサイトをチェックして下さい。
http://denk-engineering.de


今回、ブログを書くにあたって初めて知ったのですが、
自分が20年以上前にマウンテンバイクでトレイルを走り始めた時には
有名なブランドの1つでした。 いやー懐かしい。

今回、SPECIALIZEDとは軽量化に関する部分で
大きく関わっているわけですが、

マウンテンバイクやサスペンションユニットに関しても
スペシャリストだったりするのです。

ピーターデンクが過去に関わった軽量なバイクは。

SCOTT ADDICT
Cannondale SuperSix EVO

ともに軽さを前面に出したバイクです。
個人的には、ADDICTが初めて出た時が多きな衝撃でした。

そして、
今回のAETHOの軽量化にも大きく寄与しています。

軽量化の魔術師とSPECIALIZEDの技術、
そしてスーパーコンピューターが手を組んだら。

最強の軽量バイクじゃないですか??


しかしながら、今回の新作。
SPECIALIZEDとしては、
AETHOS のマーケティングでは
「軽量なバイク」
ということは前面に押し出していません。

「ただ、乗って楽しいバイク」
です。

ただ、軽くするだけなら。
もっと軽くできる。
でも、乗って楽しい。
という要素が損なわれては意味がない。

ライドエクスペリエンスこそ重要。
とするSPECIALIZEDの譲れない開発コンセプトです。

でも、軽いんですよ。

じゃあ、実際のところ。
乗ってみたらどうなの?

次の項に続きます。


3 バイク重量

S-WORKS AETHOS DuraAce 完成車 ¥1,452,000 税込
カラー SATIN CARBON/RED GOLD CHAMELEON/BRONZE FOIL
サイズ 49
のペダルなし。実測重量です。
コンピューターマウントが、50gなので
完成車重量としては、6.1kgですね。
フレーム重量は、569g
シートクランプ、ディレイラーハンガー
ボトルケージ固定ボルト、フロントディレイラー台座
を全て外した重量です。
フォークの重量は、262g
めっちゃ軽いです。
ALPINIST シートピラーは137g

他のパーツでも、まだまだ軽くすることはできますね。

しかしながら軽さだけ売りのバイクじゃないです。

2項でも書きましたが、
繰り返しますと。

ただ、軽くするだけなら。
もっと軽くできる。
でも、乗って楽しい。
という要素が損なわれては意味がない。

ライドエクスペリエンスこそ重要。
とするSPECIALIZEDの譲れない開発コンセプトです。

じゃあ、実際のところ。
乗ってみたらどうなの?

次の項に続きます。

4 実際に乗ってみたところ

結果。

めっちゃ軽い。
軽さは正義だ。

やっぱり軽さやん。

定番の練習コースの峠を登ったところベストを更新しました。
S-WORKS TARMAC SL7 + RAPIDE CLXで更新した
ベストタイムと比べて20秒の更新です。

体重は、60kgで同じ。
出走前の数字ではありませんので
AETHOS の日は
むしろ200gほど重かったかもしれません。


いやいや、走力が上がってたら
単純に速くなるんちゃうん???

という当たり前の疑問が浮かんできます。

その疑問に対しては、
『理系ちゃん』
の私はぬかりありません。

同じ条件に揃えるに決まってるじゃないですか。

なんと同じパワーで20秒更新しているのです。
バイクが早いんです。

AETHOS 242w
TARMAC SL7 245w

測定は、DuraAceのクランクとSRAMのクランクで
パワーメータが異なると条件が異なってしまいます。

なので、自分は、GARMIN VECTOR 3 を使って測定しています。
ペダルタイプであれば、同じ測定条件でパワーを比較することができます。

AETHOS 242w
TARMAC SL7 245w

VECTOR 3 の測定精度は、±1%なので、
誤差レベルの差で同じ値と言えます。

平均4倍(4w/kg)の出力ですね。

測定コースのプロファイルは
距離   約2.9km
獲得高度 約240m
平均勾配 8.2%くらい
です。

このコースプロファイルで、20秒短縮。


これを多くのヒルクライマーの目標となっている

・スタート:富士北麓公園(計測開始地点:料金所手前)
・フィニッシュ:富士山五合目
距離:25km(計測部分24km)
標高差:1,270m(計測部分1,255m)
勾配:平均5.2%、最大7.8%

ざっくり、5分くらい更新できそうです。
測定コースと比較して勾配が小さいのと、
集団効果があることをざっくり加味してです。

これって、
ブロンズ⇒シルバー
シルバー⇒ゴールド
というタイムを狙う人にとっては
バイクの変更だけで更新できるってことですよね。

ヤバ。。。
この日はウェットコンディションだったので、
ドライだったら、もう少しタイムが出てたかと想像いたします。

下りは気持ちよく下ることはできませんでしたが、
事前に聞いていた「剛性不足はないよ」というのは十分感じました。

ドライで下ってTarmac SL7 のめちゃくちゃ気持ちよく
コーナーを曲がれるフィーリングとの比較をしてみたいと思います。

あと、登りに行かなくても
店頭でのちょい乗り試乗でも感じていただけるのですが、
30km/hまでの加速がめっちゃ速い。

Tarmac SL7 + RAPIDE CLX のつもりで乗っていると
軽すぎて、スカスカしている感じで
体感としては、
スピード感が無いように感じたのですが、
メーター見てびっくり(・o・)
という感じでした。

人間の感覚は素晴らしいところが多いですが
あてにならない側面もあるなぁと再認識。

あ、あと忘れちゃいけない。乗り心地。
Tarmac SL7 比で、とても優しいです。
フニャフニャして進まない。
という感じは勿論ありません。
上述のとおり、めっちゃ進みます。
しっかりロードバイクです。
振動吸収が必要十分で、とても快適でした。

49、54、56サイズの試乗車を準備していますので、
Tarmac SL7 と、どっちにしようか迷う。
という御客様は是非乗り比べて下さい。

試乗に際しては30分くらいで
登りや平地。荒れた路面を全て
楽しんでいただけるコースを準備しています。

メールで試乗を御予約頂いた段階で
GPXファイルをお送りしますので、
お手持ちのサイコンに入れていただきお楽しみ下さい。

ナビ機能付きのサイコンをお持ちでない方には
データの入った私のGarminをお貸しします。

試乗の御予約は下記のリンクより気軽にお問い合わせ下さい。

メールはこちらより

クリックいただくとメールフォームが開きます。

軽さじゃないよ。ってSPECIALIZEDは言っていますが、

なんだかんだと、
やっぱり軽いバイクなので登り速いんです。
(乗って軽い、ちゃんと進むバイク。ということもお忘れなく)

フレーム、フォーク、シートポストの重量は
紹介させて頂きました。

当然、それだけじゃないのがSPECIALIZED。
細部にわたる見直しによって
強度を確保したままに軽量化を果たしています。

他の部分はどうなん?
ということを次の項で紹介させて頂きます。

5 狂気すぎる実測重量

軽量化されている部分の実測データを紹介させて頂きます。
ディレイラーハンガーです。
左がTarmac SL7やVENGE、ROUBAIXでも使われていて
ものです。右がAETHOS
細かな見直しで2gの軽量化
フロントディレイラーの台座です。
Tarmac SL7同様に、フロントシングルの場合を想定して
取り外しできる構造になっています。
裏面は肉抜きされています。
この部品は、サンドイッチ構造になっていて、
取り外して再取り付けしようとする際には
ちょっと手間がかかります。

これはフォークコラムに入れるプレッシャープラグです。
上がSL7、下がALPINIST 
ここで、11gってかなりスゴイと思います。
ボルトだけで2g
他の部分はコチラ⇒https://bit.ly/36Za9Y7
ヘッドにはたっぷりグリスアップするのですが
久々に重量を測ってみました。
今回は4g使っていました。
今回は、さらに拭き取ったグリスの重量も測ってみました。
1g拭き取っていました。
グリス使わなければ3gの軽量化ですね。
実用的には、まったくオススメはしませんが。
軽量バイクという作品を作る時には良いかもしれません。
トップキャップも軽いです。
形状がやばいですね。
スゴイですね。
これはフロントのブレーキ本体用のアダプタです。
ここに使います。
左がALPINIST 右がシマノ純正
シマノは上下の取付向きを変えることで
ブレーキローターのサイズを160mmと140mmに対応させています。
ALPINIST用は、SPECIALIZEDのオリジナルで
160専用にすることで軽量化しています。
3gの軽量化です。

もう少し書きたいところですが、
情報解禁の時間が迫っているので(直前に書いてるのかよ)
とりとめなく書いてると間に合いませんので
この辺にしておきます。

他の部分の実測重量など組立の様子は
リンクのアルバムで御覧いただけます。
200枚以上あります。


6 ラインナップ

はい。ラインナップを紹介させて頂きます。
Tarmac SL7 と同様に生産量が少なく入荷数も少ないので
寒くなる前に乗りたい。
という方は早めに御注文下さい。

御注文は下記リンクをクリックしてください。

御注文メールはこちらより

クリックいただくとメールフォームが開きます。

価格はTarmac SL7 と同じです。

【完成車】
SHIMANO DuraAce完成車    1,452,000円(税込)
SRAM RED eTAP AXS完成車 1,452,000円(税込)
S-WORKS AETHOS - DURA ACE DI2
SATIN CARBON/RED GOLD CHAMELEON/BRONZE FOIL

S-WORKS AETHOS - SRAM RED ETAP AXS
SATIN FLAKE SILVER/RED GOLD CHAMELEON TINT/BRUSHED CHROME


【フレームセット】605,000円(税込)

SATIN CARBON/RED GOLD CHAMELEON/BRONZE FOIL
⇒DuraAce完成車のカラーです。

SATIN FLAKE SILVER/RED GOLD CHAMELEON TINT/BRUSHED CHROME
⇒SRAM完成車のカラーです。
SATIN CARBON/JET FUEL
⇒残念ながら完売となりました。
GLOSS CLAY/FLAKE SILVER


店頭入荷分、メーカー在庫が一部ございますので
こちらについては、最短の納期でご案内が可能です。

御注文は下記リンクをクリックしてください。

御注文メールはこちらより

クリックいただくとメールフォームが開きます。


7 アズマ限定サービス

私、東(アズマ)にS-WORKS完成車(フレームからのS-BUILD含む)
を御注文いただいた場合に限って

LEOMOバイクフィット(2万円税別~)をサービスさせて頂きます。

 https://youtu.be/7zpx0kYwUIQ

LEOMO(リオモ)モーションセンサーは、
2012年に加地邦彦と、孫泰蔵が創業し活動する
Mistletoe株式会社によって設立されたLEOMO, INC.で開発された製品です。

2017年12月に初めて前モデルのTYPE-Rが国内で販売が開始され
昨年、2019年にはTYPE-Sにアップデイトされました。

世界では採用する選手やコーチも増えていますが、
まだ発売されて間もない製品ですし
日本での知名度はまだまだですので
知らない方も多いかと思います。

最新のモーションセンサーを用いた動作解析により
最適なライディングポジション、ライディングフォームを御提案させて頂きます。

RETUL FIT TT (33,000円税込)を併せて御利用いただけますと
S-WORKS完成車はさらに理想のポジションでお得に購入いただけます。

LEOMOバイクフィット(仮称)
の詳細はメールにてアズマまでお問合せ下さい。
メールはこちらより

クリックいただくとメールフォームが開きます。 
※営業時間外、定休日も対応可能です。



最後まで御覧いただきありがとうございます。
記事を御覧頂いて気になるところ興味を持っていただけたところがありましたら、
私、東(アズマ)まで気軽に御相談ください。
TEL 029-851-2108
メールはこちらより
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それでは、今日もステキな1日をお過ごし下さい。

Have a good day for bike life.



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