つくば市のスポーツバイク・プロショップ
BIKE SHOP FORZAの東（アズマ）です。

５月５日の「ひたちなかタイムトライアル」に向けて
CEEPO SHADOWの最終調整を行いました。

エアロバーのセッティング

先端角度を、手前40°　奥が 50°にした状態です。

 間の45°も試して 最終的に、
50°に揃えることにしました。

ステムも交換

サドルーアームパッド間の落差も下げたかったので
ステムをさらに角度のついたものに変更。

10mm下げて 現状のベストかな。
というところに調整できました。

アームカップの間隔は、
現状のパーツの組み合わせでは一番狭くしている状態です。

来月、「４５歳を迎えるおっさん」としては
柔軟性は頑張れているほうだと思います。
（むしろ柔軟性だけで何とかしようとしすぎですが）

これ以上の詰めたセッティングは、
アームカップ他社製品に交換して
パッド薄くして落差を稼いで約10mmダウン

調整範囲の広いアームカップですと
さらにパッド間隔狭く出来きるので

ここまで、詰めれるとポジションも次のステージ
もう少し柔軟性（可動域）を向上させる必要も出てきます。

TTバイクとエアロポジションの面白さ

パワーを大きくしなくても
エアロを良くすればスピードが上がる。
というところです。

この記事にも書かれていますが
簡単にまとめると、
２００Wで36km/h（CdA 0.28）で走っているライダーが
エアロ（CdA）を１０％改善して CdAが 0.252 になると
同じパワー２００ｗで、37.5km/h 走れちゃうよ
という話です。

CdAが、0.205 まで改善できると、
200w で、40km/h で走れるという話です。

ちなみに、CdAの値の参考として
プロの話で

ロードバイクで　0.21-0.22
TTバイクで　　　0.18-0.19
レムコのTTバイクが　0.16-0.17

ざっくり、こんな感じ　
という話があります。

50km/h とかになると
ほぼほぼ、空気抵抗だけの世界になるので
エアロの数字（CdA）というのは、非常に大きな意味をもってきます。

ですので
ヒルクライムを早くなるにはきつい練習に耐えるしかない！！
みたいなところと少し距離をおいて

平均パワー（FTP）は今のままキープするくらいで
体幹、柔軟性、可動域を向上できれば
CdAが良くなりスピードアップが可能。

というのがTTの世界です。

これって、とてもおもしろくないですか？
自分なんかだと
仕事が忙しい、、、きつい練習で疲れるわけにもいかず
長時間の練習もできない、、、

でもタイムはよくしたい。

みたいな場合に、
「ストレッチや体幹トレーニングで速くなれますよ」
という神のような道があるわけです。

頭を使い、身体と会話し。
今のベストに身体を当てはめていく。
（またはベストにできるように身体を動かせるようにする）

こんな身体のパズル的な遊びができるのが
TTバイクの魅力なわけです。

というわけで、
５月５日もエアロのデータが取れるのが楽しみです。

３月の第三回しろさとTTから１ヶ月以上。

お客様から頂いたデータをまとめる時間もとれず
自分のデータをまとめることもできずに
ひたちなかタイムトライアルを迎えることになりました。

新車の御注文、メンテナンス、新型DuraAce、UltegraDi2の組み換え
の御依頼を多数いただいておりました。

本当にありがとうございます。

TTバイク、TTポジション、新車、コンポ組み換えなど

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今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

BIKE SHOP FORZAの東（アズマ）でした。
それでは、また。

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