先日、こっそりと更新されたORBEA ORDU 2026年モデル。
基本的には25年モデルからの継続となっているのですが、とっておきの1台が追加されました。
かなり攻めたメーカー完成車となっておりますのでご紹介させていただきます

ORDU M10iLTD UCI

何が凄いのか。まずはエアロバー

アッセンブルされているエアロバーは、SPEED BAR
数多くの選手が使用するフルオーダー可能なエアロバーメーカーです。

ORDUに採用されているのはレギュラーモデルのSPEED BAR PRO。
それでも価格は€2,250。現在のレートで386,000円。
外貨決済手数料と関税を含めると、40万円オーバーのエアロバーです。
もちろん日本には代理店はないため、国内流通量もほぼ無いはず。
当店でもUCI対応のFAST TTやDrag2Zeroなどのハイエンドエアロバーのお取り扱いを行っておりますが、確実にワンランク上のエアロバーとなります。
エアロバーの実物を見たいがために、完成車を仕入れちゃおうかとスタッフで話しているほどです。
というか、フレーム価格が614,900円（税込）ですから
フレームの7割近い価格のエアロバーを着けちゃうというのも凄い話です。
これは他メーカーでは見たことも聞いたこともないです。
コスト設定どうなってるんだろう。。。

次にホイール

アッセンブルされるホイールはモデルチェンジを行った、オークォ RA80LTD
80mmハイト 内幅23mmのセミフックカーボンリム
前後重量は1626gと80mmハイトホイールではかなり軽く仕上がっております。価格は347,900円（税込）
独自開発ハブQ10を搭載し、ホイール全体の性能バランスがグッと向上しております。
80mmオーバーのエアロホイールでは特にオススメなReserve 77/88 ホイールの対抗馬となるホイールです。

次にコンポセット

アッセンブルされるコンポセットは12速DURA-ACE

さらにクランクセットは、FSAのカーボンクランク POWERBOX TEAM EDITION。価格は252,340円（税込）
パワーメーターはPower2MAXが組み込まれております。
このクランクを入れたコンポフルセットの価格は約72万円に。
ここで簡単に完成車の内訳を見ていきましょう

フレームセット　 614,900円（税込）
エアロバー　　　約400,000円（税込）
ホイール　　　　　347,900円（税込）
コンポセット　　約720,000円（税込）
タイヤ・サドル　　48,620円（税込）
計　2,131,420円（税込）となりました。

6月の展示会でスペインの本国スタッフさんが日本の価格設定は世界で一番お得だとおっしゃってましたが、まさに今回のUCI完成車はホイールが無料で付いてきているかのような価格設定です。
ORDUはフレーム価格も魅力的でバラカンもオススメしておりますが、この完成車のスペックと価格設定もかなり魅力的。

ジオメトリーについて

ORDUのフレームサイズで特徴的なのは、基本的には3サイズということ。
S/MサイズとM/Lサイズはフレームジオメトリーは同一です。
何が違うかというと、エアロバーを装着するカーボンポストの長さ。
それにより最大パッドスタックが変化しているだけとなります。
ちなみにカーボンポストはカットすることもできますし、スペアパーツで購入することも可能です。
そしてXSサイズの最小パッドスタック515mmというのは圧倒的。
SPECIALIZED SHIV TTやCervelo P5の最小パッドスタックはどちらも535mm。
ORDUのほうが20mmも低く設定できます。
女性や小柄なライダーにとって、サドルパッド間の落差を与えてくれる一番のフレームはORDUです。

もちろんカラーオーダーMYOも対応可能です

ORDUもMYOが対応可能となっております。
完成車、フレームセット共に無料でカラーオーダーをご利用頂けます。

ORDU店頭試乗可能です！

ORBEA ORDU店頭試乗車もご用意いたしております
ぜひお気軽にお申し付けください

学割も対象です

8月から開催中のORBEA FORZAの学割。
今回のUCI対応完成車も対象です。36万円分のクーポンをプレゼントいたします。
ぜひお気軽にご相談ください