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2024年5月1日水曜日

『1ペア限定 旧定価オファー』新型 CADEX MAX 40 インプレッション

 

いつもありがとうございます。FORZAの新井です
CADEXの新型ホイール CADEX MAX 40ホイールのインプレッションをお送りいたします。

CADEX MAX 40ホイールの詳細やその他のCADEXホイールのインプレッションをこちらの記事でご覧頂けます。ぜひチェック頂けますと幸いです。
既に記事の中でもご紹介させて頂いておりますが、CADEX MAX 40ホイールは、5月1日以降 20%の値上げとなります。
しかし、考え方によっては20%OFFなのです。
値上げまであまり時間が無いので、前置きは程々に。
このインプレッションが検討の一助になれば幸いです。

前置き

まず、はっきりさせておくこととして私はこのホイールが大好きになりました。シンプルに感動しています。
単なる軽量ホイールではありません。
これからもたくさん乗れるように店頭試乗ホイールをオーダーしました。
DISC化が大きく進み、これまでたくさんのホイールを使わせて頂きましたが最高傑作だと思っております。
こうやって書いてしまうと凄く陳腐で嫌なのですが、それほど感動してます。
大好きというバイアスが多分に入ってしまっているかも。ということを前もってお伝えしておきます。
また、まだ200kmほどの産まれたてのインプレッションです。
これから使用するにあたり、新たな発見があるはず。
インプレッションについては随時更新してまいります。

これは先日ジャイアントグループのボニー会長が75歳の誕生日記念に175kmライドに挑戦。無事に完走された投稿。素晴らしいですね。
そして、ボニー会長が使用しているホイールがCADEX MAX 40。
この投稿を見た時はまだCADEX MAX 40はかなり硬い・レーシーなホイールという事前情報しか持っていなかったので、CADEX AR35とかの方が楽に走れるんじゃないかなぁとかいらぬ心配をしてしまっておりました。
実際に乗って試した今。深く反省しております。

インプレッション ライダー・バイク情報

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39歳 会社員 身長 188cm 体重 66〜67kg FTP 270W 最大出力 1100W
バイク:FACTOR O2 VAM DISC  56サイズ
ホイール:CADEX MAX 40 
タイヤ:CADEX RACE GC 28C  リム内幅 22.4mm  前後4.2BAR
ギア:54-40T 11-34T

剛性について

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まずは皆さんが知りたいことの一つかと思います。
事前情報ではLightweight Obermayerよりも28.4%、後輪においてはObermayerよりも 44.9%も高い剛性を示しているとのことでしたので、それはそれは硬いんだろうなぁと思っておりました。
事前情報どおり、硬いです。
ただ、CADEX 50 ULTRAと比べて硬いかというとそうではないかなと。
50 ULTRA同様に十分な剛性を感じますが、とても扱いやすいのが印象的でした。
嫌な硬さじゃないんです。私達でも十分扱える硬さ。
この剛性感なら長時間、長距離のライドでも気持ちよく楽しめると思います。そう、ボニー会長のように。

フロントホイールについて

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CADEX MAX 40ホイールで一番の特徴はこのフロントホイールだと思います。
スポーク数16本はDISCホイールとしてかなり少ないスポーク数になります。
既に練習日記でも記載しましたが、フロントホイールの存在感が良い意味で無いです。本当に大げさに言うとフロントホイールが無いような感覚に陥ります。
もちろん横風にまったくハンドルが取られないということは無いのですが、驚くほどにノンストレス。クリアなハンドリングが特徴です。
CADEX 50 ULTRAホイールはどうしてもヒラヒラ感というか、独特な癖というか、特に横風にはピーキーな印象を持っているのですが、それらが一切なくなります。
既にCADEX 50 ULTRAホイールを所有されている方はフロントホイールだけでも買い増しすると、コンディションによって使い分けができて良さそうだなとも思います。
もちろん、ご予算許すのであれば前後セットの買い増しがおすすめです。
CADEX 50 ULTRAとCADEX MAX 40は完全に使い分けできるホイールだと思っています。

フロントホイールのフランジ幅について

画像を見ると一目瞭然なので、まずは御覧ください。

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CADEX MAX 40 フロントホイール
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CADEX 50 ULTRAフロントホイール

CADEX 50 ULTRAと比べるとCADEX MAX 40のフランジ幅はかなり狭め。
ワイドフランジとカーボンスポークの組み合わせで高い横剛性を出しているのが50 ULTRA。
そしてMAX40はハブスポーク一体成型だからこそできる縮小したフランジ幅でも高い横剛性を実現。
これによりホイール縦剛性の向上とスポークの張り出しを減らすことが出来たのが大きなメリットではと思います。
次は前から見たホイールの画像です。

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CADEX 50 ULTRAフロントホイール
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CADEX MAX 40 フロントホイール

ドライブ側のスポークの張り出しが大きく違うことが分かるかと思います。
さらにスポーク数は50ULTRAが21本、MAX40が16本。
空気をかき乱す本数が5本違うだけでなく、前からの空気が当たる面積も減らすことができております。
リムハイトは40mmで軽量リムなのですが、不思議と平地の失速感が少ないのもこのフロントホイールが大きな働きをしているのだと思います。

平地の巡航性能

そうなんです。CADEX MAX 40は軽量ホイールなのですが平地もかなり良い感触を得られます。
もちろん慣性が働きづらい分、高速域での失速感はあるのかなと思うのですが、そういう高速域での嫌な感じがとても少ないです。
空気がスッとフロントホイールを抜けていくような、なんとも不思議な走行感です。

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CADEX MAX 40のニップルは完全な内蔵ニップルとなり、リム表面には露出しないようになりました。
こういった小さな改善もエアロの改良に繋がっております。

下り性能とCADEX RACE GCタイヤ

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今回、CADEX MAX 40と同時にモデルチェンジとなったCADEX RACE GCタイヤ 28C。
このタイヤも非常に良かったです。
特に下りが素晴らしく、明らかに他のホイール・タイヤでの下りとは違いました。下りが楽しいと思えたのも久しぶりです。
まずはCADEX MAX 40の下りが良かったのかタイヤが良かったのかを切り離す必要もあるのですが少なくともタイヤでネガティブな印象は一切なかったです。正直びっくりでした。
CADEX RACE GCタイヤはサイドウォールを薄くして、ショルダー部分のトレッドを突出させてコーナリング中も安定して路面とコンパウンドが接地するようにしているそうなので、下りのコーナリングの感触が良かったのもこの形状のおかげな気がします。
MAX40と同じ内幅を持つCADEX 50 ULTRAにはCORSA PRO 28Cを装着しているので、CADEX RACE GCタイヤに交換して試してみます。

軽さについて

それはそれは軽いです。軽さと剛性のバランスがよく取れています。
ただ、数値的にはCADEX 50 ULTRAとの重量差は100g。
ホームコースの10分ほどの登りではタイムとして明確な差を確認するには至りませんでした。
単純に短めの登りでの軽さ、速さだけを見れば、CADEX 50 ULTRAのほうがコストパフォーマンスが高いと言えるでしょう。
また、もしかするとダンシングを多用する方もCADEX 50 ULTRAのほうが印象が良いかもしれません。
MAX40だとシッティング5倍で淡々(全力で)と回したほうが登りの印象がとても良かったです。

欠点

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欠点と言える欠点でしょうか。フリーボディの爆音は健在です。
メンテナンス台に乗せて空転させると、お客様との会話に支障をきたします。朝早く出発する時、ご近所様に気を使うこともあるでしょう。
しかし、音なんて些細なことです。
音よりも空走時の抵抗感が少し気になるところでしょうか。ただこれは伝達効率とのトレードオフ。
MAX40はラチェット数が48T。シッティングからダンシングに切り替える瞬間もシームレスなギアの繋がりを感じ取れます。
50ULTRAと比べるとラチェット数の他にバネの形状が変化しました。
フリーボディは共通です。

まとめ

ここまで読んで頂き誠にありがとうございます。
まずは一旦まとめましょう。私達には値上げまで時間がありません。
そして、まだ200kmほどの産まれたてのインプレッションです。これから長く使用するにあたり、新たな発見があるでしょう。
インプレッションについては随時更新してまいりますので引き続きチェック頂けますと幸いです。

最初のカタログスペックや前評判を見たり聞いたりしていると最高のクライミングホイール、または軽さに特化したレースホイールなのかなという印象でした。
しかし、それらの印象はそうであったり、そうでなかったなとも思っております。
もちろん、軽さはこのホイールの大きな武器であり、特徴の一つです。
しかし、このホイールの一番の特徴としてはライドクオリティを大きく向上させるトータルバランスと感じております。
空力、登り、平地、下り、快適性。そのどれもが非常に高い性能でバランスが取られております。
もちろん、一つ一つの性能ピンポイントでMAX40よりも秀でたホイールはたくさんあります。
ただ、ここまでのバランスを成り立たせているホイールはなかなか無いなと思います。
このホイールの良さは誰にでも享受することができることでしょう。

価格について 

4月30日までのホイール価格は、フロントホイールが220,000円(税込)リアホイールが275,000円(税込)
前後セットで495,000円(税込)というプライシングになっておりました。
そして、5月1日以降の新規注文分より20%UPの新価格が適応。
495,000円(税込)→ 594,000円(税込)となりました。
ここで大事なのは、新価格の適応は5月1日店舗注文分以降です。納品分ではございません。

冷静になろう

冷静になって考えてみましょう。先に20%OFFで買えるのです。
いいですか。時間がありませんが冷静に判断してみてください。
20%OFFなのです。ちょっと違うけど。
5月1日以降、価値が上がったものを先にお得に買うことができるのです。
そしてこのホイールの本質的な価値である上質な走りを手に入れましょう。

4月中に1ペアのみ店舗在庫分をオーダーいたしました。
1ペアのみ旧定価 495,000円(税込)にてご提案可能です。これを逃すと現行価格でのご提案となります。
さらに!現金特価 予約特典もご用意いたしております。
初回入荷予定は8月〜9月。現金特価についてはぜひお気軽にお問い合わせください。

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