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2022年2月10日木曜日

#4 FORZAメカニック講座 『グリスの塗り方』

 こんにちは。

つくば市のスポーツバイク・プロショップ
BIKE SHOP FORZAの東(アズマ)です。 

ポジションは、
セールスメカニック&バイクフィッターです。

今日は、グリスの塗り方を紹介します。

では


バイクの組立において、ほぼ一番初めに行うのが
ヘッドのグリスアップです。

こんな感じでたっぷり塗布します。

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自分の場合は、天井のフックからバイクを吊るして
作業を行います。
(あんこうの吊るし切りっぽいですね)

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パーツを外していきます。

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さらに外していきます。

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こんな感じでメーカー出荷状態では
あまりグリスが塗布されておりません。
(というか今回は、ほぼされていないですね。)

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フォークを抜きました

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ベアリングなどパーツを外しました。

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フレーム側のグリスを拭き取り、脱脂して綺麗にしておきます。

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シリンジでグリスを塗ります。塗るというよりは、置きます。
この作業をするときにはフレームをコピー用紙で保護しています。

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箱から出した状態から

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A4のコピー用紙を巻いて
マスキングテープで止めます。
マスキングテープの端は、剥がしやすいように折り返してます。

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置いただけの状態
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で、綿棒で、塗り込み広げます。
乗っかってるだけですとグリスが表面に残らない可能性がありますので
しっかり塗り込みます。

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ベアリングにも塗り塗りします。

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ベアリングを入れます。そうするとグリスがはみ出して汚くなります。

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綿棒でフチを綺麗にします。

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さらにグリスを乗せます。載せます。

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コンプレッションリングと呼ばれる
ベアリングの「当たり」を調整するパーツを入れます。

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押し込みます。

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コンプレッションリングの隙間(割りの部分)
コンプレッションリングとコラムの隙間
を埋めるのにグリスを追加します。(追いグリス)

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ヘッドコーンと呼ばれる部品を入れて完成です。
GIANT TCR ADVANCED PRO の場合には、
この段階で
それほどハミ出ることが無いので綺麗に仕上げやすいですね。

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使ってるグリスはこちら。
WAKOS(和光ケミカル)のブレーキプロテクターです。
2月から値上げで定価が5170円税込に。
100gなので、かなりのお値段ですよね。

だいたい一台に7g(350円分)くらい使います。

なかなか個人では使い切れない量だと思いますが
購入したい人はAmazonからどうぞ。
もちろん、BIKE SHOP FORZA の店頭でも販売しています(^^)

グリスについて、もっと知りたい方は
こちらのブログを参考にしてみて下さい。

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マスキングテープを使う時は、
セロテープのようにテープカッターに入れておくと
サクサク貼ることが出来るのでオススメです。

ちなみに、これを使っています。

それでは、今日はこのへんで。
BIKE SHOP FORZAの東(アズマ)でした。


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