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2016年11月13日日曜日
2016年11月13日日曜日
追記 2016 ツール・ド・おきなわ 市民210km 16位 レースレポート ※写真も追加
いつもありがとうございます。FORZAの新井です。
たくさんの激励、応援、サポート。本当にありがとうございました。
今年も無事に市民210kmを走りきることが出来ました。
昨年は安波の登りで遅れて14位。
そして今年の目標は一桁順位。あわよくば表彰台。というものでした。
結論から言いますと、レース内容は確実に昨年を更新することが出来ましたが、
16位という結果からも完全に力不足の結果と終わりました。
では、記憶が新しい内にレースレポートを。
使用機材
フレーム:2016 SPECIALIZED TARMAC EXPERT 56サイズ
コンポーネント:SHIMANO 6800ULTEGRA
クランク:FC-7900 SRMパワーメーター
ブレーキ:BR-9000
チェーン:SACRA SLFチェーン・BLACKOIL
ホイール:GOKISO ノーマルハブ 38mmGD2リム
タイヤ:S-WORKS TURBO 24C
サドル:SPECIALIZED POWER EXPERT 143mm
ウェア:SPECIALIZED S-WORKS EVADE GC SKINSUITS
インナーウェア:OUTWET LP Series LP1
シューズ:SPECIALIZED S-WORKS 6 ROAD SHOES
ヘルメット:OGK ゼナード
9月から始めた沖縄に向けての練習。2ヶ月の集大成。
もっと前から練習すると昨年決めていたのですが、結局2ヶ月前から集中。
今年はしっかりとTSS・TSB・CTLを管理把握しながら、身体の感触と合わせつつ練習を組み立てていくことが出来ました。
CTLは41から112まで上昇。FTPも更新することが出来、20分の平均出力も5.44W/kgをマーク。これはひょっとしたらひょっとするかもと。
沖縄前の1週間は、軽く刺激を入れつつローラーメインで調整。
TSBも劇的に回復し、大会前日には+4。前日、前々日の試走からも身体の軽さを非常に感じるほど、数字通りコンディションをバッチリ合わせることが出来たのを実感しつつの大会当日でした。
機材的には昨年とほぼ同じ。日本一S-WORKSを販売・組み立てさせていただいているのですから、そろそろS-WORKS乗りなよと代表に言われていたのですが
お客様の組み立てが優先ですので、タイミングが合わず。
やはり乗り慣れた機材で臨むことに。ただ、やっぱりS-WORKSのほうが軽くて良く進むのです。
昨年14位だったのでゼッケン番号は412。心置きなくスタートは前から2列目。
定刻通りスタート。安全に、無事にゴールできるようにとクリートキャッチ。
今年は武井選手がとっても久しぶりに参加。序盤の超危険な本部半島もなるべく武井選手の後をキープするように。
しかし、スルスルと集団内の最善の位置をキープする武井選手から離れること数知れず。
やっぱり高速での大集団走行はかなり緊張。
昨年落車に巻き込まれたポイントも無事に抜け、海洋博公園の登りをこなした後の高速な下り。
私の3人前?くらいの方が路面の大きめなギャップでバランスを崩し、それが波及するように道路を完全に塞ぐほどの落車に。
焦らず、ダメージを減らすためにフルブレーキング。少しでも速度を落とす必要があります。
なんとか止まり切ることが出来たものの、怖いのは後ろからの突っ込み。
身体を硬直させ衝撃に備えますが、幸い背中に軽い衝撃を受けただけで済みました。
まずは歩道に避難しバイクを確認。チェーンが外れてたので慌てずリカバリー。
が、やはり焦ってたのか後輪のズレを確認せず追走。まずは走りながらブレーキをずらし対処。
程なくして集団に追いつき一安心。
序盤50kmの事前の試走は本当に大切。それだけでも不要な落車は減らせるはず。参加者の意識としてしっかり持つべきだと感じます。
58号線に出ると、有力選手のトイレタイム。私も止まり、改めて後輪とブレーキのズレを修正。そして、1回目の与那へ。
ココまでの平均出力は149W。上出来。
序盤は集団の威力を発揮しつつ、高速で突っ込む与那。なるべく前方で登り始めたいのは皆も一緒。バラけるまで集中して進む。
1回目与那 18分08秒 平均出力 268W 平均ケイデンス 89rpm
昨年より1分遅い。平均出力も低い。これは優しい展開。やはり後半勝負に向けてかなり温存している様子が漂ってました。
補給所では、I岡さんがスペシャルドリンクを持って待機。これには本当に助けられました。今回の結果もI岡さんがいなかったら大きく違ってたはず。
本当にありがとうございます!
補給所を過ぎ、奥へのアップダウンへ。1回目の与那が遅かったにも関わらず、以外にも集団は昨年と同じ、もしくはちょっと少なめの印象。
脚を使わないように、基本集団後方待機。下りで番手を上げて、登りで番手を下げつつ平均出力を低く抑えます。奥の登りも絶対に無理せず。
海岸線も1回だけローテーションに加わるくらい。そして2回目の与那へ。
2回目与那 18分05秒 平均出力 287W 平均ケイデンス 88rpm
昨年はかなりのハイペース。痛みを覚悟して臨む2回目の与那。
しかし、ここまでの温存が効いたのかかなり余力を感じる。なるべく前でと思ったら、武井選手のアタックをチェックする形に(汗)集団が少し和やかな雰囲気に。
そして、2回目もそこまでペースが上がらない。これは安心と、引き続き集団中盤にて省エネで。
1回目と変わらないペースで、有力勢はしっかり残る。
なぜか集団は、勾配がキツイ コーナーイン側を好んで登る。
速度もそこまで速くないので、勾配の緩いアウト側を意識し少しでも出力を低く保つ。
頂上から補給所への下り。怖いのは下りが苦手な選手のライン取りだけ。
しっかりとライン取りすれば全てのコーナーノーブレーキで行けるのに。。。
無事に下りきり、I岡さんの補給も受け取る。が、ここで油断は禁物。いよいよ安波への下り。
昨年の失敗を絶対に繰り返さぬよう、集団前方で展開。
GOKISOホイールの性能が遺憾なく発揮される。沖縄のコースはGOKISOホイールが一番だと思う。
ハブの重さが下りでの安定感に大きく寄与するのか、横風などにも全く危うさ怖さを感じない。
そして、昨年千切れた安波の登り。距離は短めだけど、勾配がキツイ。
昨年と同じく?高岡選手がペースを上げる。メチャキツイ。これまでのスローペースとの対比でさらにキツく感じる。
2位の井上選手もそれに呼応するようにペースを維持、覚えてるのはココまで。
メーターは見ずにひたすら耐えるのみ。しかし、まだ大丈夫。ここで千切れたら全然成長してない。それはヤダ。
なんとか安波を登りきり、若干小休止。かと思いきや登りの度に武井選手がガンガン上げてインターバルに持ち込む。う、うへー。。。
チームメイトなので追う必要はないが、そういう問題ではない。私も千切れちゃう。。この負荷レベルでの練習が出来ていないので、5W/kg強の出力を維持し焦らずイーブンペースで丁寧に追走・対応するのみ。
このインターバルで、安波を乗り切った有力選手が一人また一人と散っていく。。。
『俺が先頭で展開するから新井は後ろで休んでていいんだぞ』と、武井選手。わぉ、ロードレースみたい。
ふと残った有力選手の顔を見ると、青木選手・松木選手・清宮選手・中尾選手もきつそうな表情と呼吸をしている。
凄い、この段階でそんなにキツそうにしていて最後まで持つのだろうか。と思った。この時点では私のほうが余力が少しあったはず。
しかし、彼ら上位選手と私の差はそこにあったと思う。高負荷と長距離への耐久性。
実際に彼らは最後まで耐え抜き、私は最悪の場所で遅れてしまったのだから。
そして武井選手のインターバルに、高岡選手もジワッとしたインターバルで応戦する。
まさに怪獣同士の闘い。ゴジラ対メカゴジラ的な。
う、うぅぅぅぅうぅぅぅぅう。。。。
そして東村海岸線手前、二人の怪獣は飛び立っていった。。。。
追走は、河合選手・青木選手・松木選手・中尾選手・原選手・清宮選手・新井の7人。
チームメイトの武井選手が逃げているので、皆さんには一言ずつ伝えて後方待機。やっぱりジャージは揃えるべきでした。分かりにくいですよね。。すみません。
なんとかこの間にインターバルの疲れを回復できるように。しかし、痙攣がじわじわと。
痙攣対処方としては、最善とも思えるエンライテンを積極的に摂取。ジェルとドリンクも忘れずに。
東村の海岸線もツキイチ太郎。しかし、海岸線終わりの2段坂あたりで遠くに武井選手の姿が。。
このあたりから高岡選手が独走。登りが半端なく速いとのこと。
そしてここからはローテーションに加わらねば。。。
慶佐次の補給所では、チャンプ恵理選手がフィードを。チャンプに頂くドリンク。恐悦至極に存じますm(_ _)mありがとうございました!
身体もかなり熱を持っていたので、水ボトルも多めにいただき身体にかけて冷却。
しかし、ここで時間を使いすぎ皆さんと距離が空く。。
追走をと思うが、脚が。。。
そして、有銘からのアップダウンの最初の登りでドロップ。。。
300Wも出ず。これまでツキイチだったにも関わらず。完全に力不足でした。
一度集団からこぼれてしまうと、ここからのアップダウンは完全に地獄。
後ろを待つべきでしたが、レース中待つのって凄く難しい。心境的に。なんとか気持ちを保ち、イーブンペースで進む。
後ろからは中々こない。結局、羽地ダム手前の平坦で、落車で遅れた井上選手・雑賀選手・奈良選手・佐藤選手の4人?に追いつかれる。
ちょっと着くも、単独走でかなり削られてた様子。このグループからもあっさりドロップ。
結果的に、遅れた時点で座り込んで休むくらいに待ってたほうが良かった。まだまだ経験が足りない。
またまた単独。羽地ダムもじわりじわりと這うように登る。
沖縄のバイスクルキッズの皆さんがたくさん応援してくれるが、本当に情けないやら嬉しいやら。
ダムの頂上で、コーラを受け取ることが出来かなり生き返る。泣くほどに美味しかった。。。
たくさんの応援ありがとうございました!
そして、ダムを越えた辺りで小畑選手が率いる4人の皆様に拾われて名護まで。スプリントは出来ず、そのままフィニッシュ。
結果的には昨年の14位を更新できず16位でしたが、先頭集団に残り本当のレースを見ることが出来、内容的に自己更新が出来たと思っています。
しかし、目標としていた一桁順位には完全に力不足・経験不足でした。
2ヶ月でFTP含めたベースは確実に作れたけど、そこから上の領域を作るまでには至っていなかったと感じています。そして長距離への耐久性。
出発前にも言いましたが、この2ヶ月坊主で終わらぬようにここからさらにステップアップ出来るように。引き続き日々日々積み重ねてまいります。
次の目標はチャレンジロード!の予定です。
たくさんの激励、応援、サポート。本当にありがとうございました。
今年も無事に市民210kmを走りきることが出来ました。
昨年は安波の登りで遅れて14位。
そして今年の目標は一桁順位。あわよくば表彰台。というものでした。
結論から言いますと、レース内容は確実に昨年を更新することが出来ましたが、
16位という結果からも完全に力不足の結果と終わりました。
では、記憶が新しい内にレースレポートを。
使用機材
フレーム:2016 SPECIALIZED TARMAC EXPERT 56サイズ
コンポーネント:SHIMANO 6800ULTEGRA
クランク:FC-7900 SRMパワーメーター
ブレーキ:BR-9000
チェーン:SACRA SLFチェーン・BLACKOIL
ホイール:GOKISO ノーマルハブ 38mmGD2リム
タイヤ:S-WORKS TURBO 24C
サドル:SPECIALIZED POWER EXPERT 143mm
ウェア:SPECIALIZED S-WORKS EVADE GC SKINSUITS
インナーウェア:OUTWET LP Series LP1
シューズ:SPECIALIZED S-WORKS 6 ROAD SHOES
ヘルメット:OGK ゼナード
9月から始めた沖縄に向けての練習。2ヶ月の集大成。
もっと前から練習すると昨年決めていたのですが、結局2ヶ月前から集中。
今年はしっかりとTSS・TSB・CTLを管理把握しながら、身体の感触と合わせつつ練習を組み立てていくことが出来ました。
CTLは41から112まで上昇。FTPも更新することが出来、20分の平均出力も5.44W/kgをマーク。これはひょっとしたらひょっとするかもと。
沖縄前の1週間は、軽く刺激を入れつつローラーメインで調整。
TSBも劇的に回復し、大会前日には+4。前日、前々日の試走からも身体の軽さを非常に感じるほど、数字通りコンディションをバッチリ合わせることが出来たのを実感しつつの大会当日でした。
機材的には昨年とほぼ同じ。日本一S-WORKSを販売・組み立てさせていただいているのですから、そろそろS-WORKS乗りなよと代表に言われていたのですが
お客様の組み立てが優先ですので、タイミングが合わず。
やはり乗り慣れた機材で臨むことに。ただ、やっぱりS-WORKSのほうが軽くて良く進むのです。
そうそう、BBだけS-WORKS化。こっそりCeramicSpeedを投入m(_ _)m m(_ _)m。
このBB、やっぱり最高です。
あとは、ウェアを更新。チームウェアではなく、SPECIALIZED S-WORKS EVADE GC SKINSUITSを投入しました。
距離で40kmを走行した時に、通常のウェアと比較して96秒も短縮が出来る逸品です。
56,160円(税込)というまさしく一張羅。。。絶対に落車しないぞ!と。
またまた前置き長くなりすみません。
今度こそレースレポートを。
2016 ツール・ド・おきなわ 市民210km 16位
走行距離 203.99km 5時間31分39秒 平均出力 181W 平均ケイデンス 74rpm 獲得標高2458m 体重 60kg位(未測定のため感触)
昨年14位だったのでゼッケン番号は412。心置きなくスタートは前から2列目。
定刻通りスタート。安全に、無事にゴールできるようにとクリートキャッチ。
今年は武井選手がとっても久しぶりに参加。序盤の超危険な本部半島もなるべく武井選手の後をキープするように。
しかし、スルスルと集団内の最善の位置をキープする武井選手から離れること数知れず。
やっぱり高速での大集団走行はかなり緊張。
昨年落車に巻き込まれたポイントも無事に抜け、海洋博公園の登りをこなした後の高速な下り。
私の3人前?くらいの方が路面の大きめなギャップでバランスを崩し、それが波及するように道路を完全に塞ぐほどの落車に。
焦らず、ダメージを減らすためにフルブレーキング。少しでも速度を落とす必要があります。
なんとか止まり切ることが出来たものの、怖いのは後ろからの突っ込み。
身体を硬直させ衝撃に備えますが、幸い背中に軽い衝撃を受けただけで済みました。
まずは歩道に避難しバイクを確認。チェーンが外れてたので慌てずリカバリー。
が、やはり焦ってたのか後輪のズレを確認せず追走。まずは走りながらブレーキをずらし対処。
程なくして集団に追いつき一安心。
序盤50kmの事前の試走は本当に大切。それだけでも不要な落車は減らせるはず。参加者の意識としてしっかり持つべきだと感じます。
58号線に出ると、有力選手のトイレタイム。私も止まり、改めて後輪とブレーキのズレを修正。そして、1回目の与那へ。
ココまでの平均出力は149W。上出来。
序盤は集団の威力を発揮しつつ、高速で突っ込む与那。なるべく前方で登り始めたいのは皆も一緒。バラけるまで集中して進む。
1回目与那 18分08秒 平均出力 268W 平均ケイデンス 89rpm
昨年より1分遅い。平均出力も低い。これは優しい展開。やはり後半勝負に向けてかなり温存している様子が漂ってました。
補給所では、I岡さんがスペシャルドリンクを持って待機。これには本当に助けられました。今回の結果もI岡さんがいなかったら大きく違ってたはず。
本当にありがとうございます!
補給所を過ぎ、奥へのアップダウンへ。1回目の与那が遅かったにも関わらず、以外にも集団は昨年と同じ、もしくはちょっと少なめの印象。
脚を使わないように、基本集団後方待機。下りで番手を上げて、登りで番手を下げつつ平均出力を低く抑えます。奥の登りも絶対に無理せず。
海岸線も1回だけローテーションに加わるくらい。そして2回目の与那へ。
2回目与那 18分05秒 平均出力 287W 平均ケイデンス 88rpm
昨年はかなりのハイペース。痛みを覚悟して臨む2回目の与那。
しかし、ここまでの温存が効いたのかかなり余力を感じる。なるべく前でと思ったら、武井選手のアタックをチェックする形に(汗)集団が少し和やかな雰囲気に。
そして、2回目もそこまでペースが上がらない。これは安心と、引き続き集団中盤にて省エネで。
1回目と変わらないペースで、有力勢はしっかり残る。
なぜか集団は、勾配がキツイ コーナーイン側を好んで登る。
速度もそこまで速くないので、勾配の緩いアウト側を意識し少しでも出力を低く保つ。
頂上から補給所への下り。怖いのは下りが苦手な選手のライン取りだけ。
しっかりとライン取りすれば全てのコーナーノーブレーキで行けるのに。。。
無事に下りきり、I岡さんの補給も受け取る。が、ここで油断は禁物。いよいよ安波への下り。
昨年の失敗を絶対に繰り返さぬよう、集団前方で展開。
GOKISOホイールの性能が遺憾なく発揮される。沖縄のコースはGOKISOホイールが一番だと思う。
ハブの重さが下りでの安定感に大きく寄与するのか、横風などにも全く危うさ怖さを感じない。
そして、昨年千切れた安波の登り。距離は短めだけど、勾配がキツイ。
昨年と同じく?高岡選手がペースを上げる。メチャキツイ。これまでのスローペースとの対比でさらにキツく感じる。
2位の井上選手もそれに呼応するようにペースを維持、覚えてるのはココまで。
メーターは見ずにひたすら耐えるのみ。しかし、まだ大丈夫。ここで千切れたら全然成長してない。それはヤダ。
なんとか安波を登りきり、若干小休止。かと思いきや登りの度に武井選手がガンガン上げてインターバルに持ち込む。う、うへー。。。
チームメイトなので追う必要はないが、そういう問題ではない。私も千切れちゃう。。この負荷レベルでの練習が出来ていないので、5W/kg強の出力を維持し焦らずイーブンペースで丁寧に追走・対応するのみ。
このインターバルで、安波を乗り切った有力選手が一人また一人と散っていく。。。
『俺が先頭で展開するから新井は後ろで休んでていいんだぞ』と、武井選手。わぉ、ロードレースみたい。
ふと残った有力選手の顔を見ると、青木選手・松木選手・清宮選手・中尾選手もきつそうな表情と呼吸をしている。
凄い、この段階でそんなにキツそうにしていて最後まで持つのだろうか。と思った。この時点では私のほうが余力が少しあったはず。
しかし、彼ら上位選手と私の差はそこにあったと思う。高負荷と長距離への耐久性。
実際に彼らは最後まで耐え抜き、私は最悪の場所で遅れてしまったのだから。
そして武井選手のインターバルに、高岡選手もジワッとしたインターバルで応戦する。
まさに怪獣同士の闘い。ゴジラ対メカゴジラ的な。
う、うぅぅぅぅうぅぅぅぅう。。。。
そして東村海岸線手前、二人の怪獣は飛び立っていった。。。。
追走は、河合選手・青木選手・松木選手・中尾選手・原選手・清宮選手・新井の7人。
チームメイトの武井選手が逃げているので、皆さんには一言ずつ伝えて後方待機。やっぱりジャージは揃えるべきでした。分かりにくいですよね。。すみません。
なんとかこの間にインターバルの疲れを回復できるように。しかし、痙攣がじわじわと。
痙攣対処方としては、最善とも思えるエンライテンを積極的に摂取。ジェルとドリンクも忘れずに。
東村の海岸線もツキイチ太郎。しかし、海岸線終わりの2段坂あたりで遠くに武井選手の姿が。。
このあたりから高岡選手が独走。登りが半端なく速いとのこと。
そしてここからはローテーションに加わらねば。。。
慶佐次の補給所では、チャンプ恵理選手がフィードを。チャンプに頂くドリンク。恐悦至極に存じますm(_ _)mありがとうございました!
身体もかなり熱を持っていたので、水ボトルも多めにいただき身体にかけて冷却。
しかし、ここで時間を使いすぎ皆さんと距離が空く。。
追走をと思うが、脚が。。。
そして、有銘からのアップダウンの最初の登りでドロップ。。。
300Wも出ず。これまでツキイチだったにも関わらず。完全に力不足でした。
一度集団からこぼれてしまうと、ここからのアップダウンは完全に地獄。
後ろを待つべきでしたが、レース中待つのって凄く難しい。心境的に。なんとか気持ちを保ち、イーブンペースで進む。
後ろからは中々こない。結局、羽地ダム手前の平坦で、落車で遅れた井上選手・雑賀選手・奈良選手・佐藤選手の4人?に追いつかれる。
ちょっと着くも、単独走でかなり削られてた様子。このグループからもあっさりドロップ。
結果的に、遅れた時点で座り込んで休むくらいに待ってたほうが良かった。まだまだ経験が足りない。
またまた単独。羽地ダムもじわりじわりと這うように登る。
沖縄のバイスクルキッズの皆さんがたくさん応援してくれるが、本当に情けないやら嬉しいやら。
ダムの頂上で、コーラを受け取ることが出来かなり生き返る。泣くほどに美味しかった。。。
たくさんの応援ありがとうございました!
そして、ダムを越えた辺りで小畑選手が率いる4人の皆様に拾われて名護まで。スプリントは出来ず、そのままフィニッシュ。
結果的には昨年の14位を更新できず16位でしたが、先頭集団に残り本当のレースを見ることが出来、内容的に自己更新が出来たと思っています。
しかし、目標としていた一桁順位には完全に力不足・経験不足でした。
2ヶ月でFTP含めたベースは確実に作れたけど、そこから上の領域を作るまでには至っていなかったと感じています。そして長距離への耐久性。
出発前にも言いましたが、この2ヶ月坊主で終わらぬようにここからさらにステップアップ出来るように。引き続き日々日々積み重ねてまいります。
次の目標はチャレンジロード!の予定です。
そして、今年は全員が完走!N田さんの初めての210km完走には思わずウルッと。
怪我なくトラブル無く帰ってこれて本当に良かった!
最後に、同じレースを走った選手の皆様、大会を運営してくださっている皆様、ボランティアの皆様、たくさんの激励・応援をしてくださった皆様。
本当にありがとうございました!
また、来年。さらに強くなって戻ってきます。
BIKE SHOP FORZA 店長 新井康文
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