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2024年5月8日水曜日

『スタッフバイク紹介』GIANT NEW TCR ADVANCED 1 KOM DISC


いつもありがとうございます。FORZAの新井です
4月末の事故によりこれまでの愛車FACTOR O2 VAM DISCが大破。
6月のニセコクラシックまで残り7週間というタイミングでの事故。
できる限り早く練習を再開したい。そのために、取り扱いメーカーの中で直ぐに手配できるLサイズの在庫がある車種をリストアップ。
モデルチェンジを果たしたGIANT TCRの他にCervelo S5も候補に入りましたが、予算の関係もありTCRに決定。

その中からTCR ADVANCED 1 KOMをセレクトしました。
今日はこちらのバイクをご紹介させていただきます。
カスタムなどの参考になれば幸いです

なぜADVANCEDグレードなのか

一言でいうと、SLグレードとPROグレードDi2の在庫が無かったため。
現在、MLサイズの在庫があるのはADVANCED PROグレードとADVANCEDグレードのみ。
さらにフレームセットも入荷待ち。完成車のみの在庫となっておりました。
レース使用も考えると剛性の高いPROグレードを選びたいところでしたが、完成車仕様なども考慮しADVANCEDグレードを選択しました。

ADVANCED PROとADVANCEDの違い

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各グレードの重量比較

こちらの表を見て分かるように、ADVANCED PROグレードとADVANCED グレードはフレームは同一。大きくはフロントフォークの違いとなります。
PROグレードにはSLグレードのフロントフォークが採用。
ADVANCEDグレードには通常コラムのフロントフォークが採用されており、重量差が52gございますが、フロントフォークのエクスパンダープラグやヘッドセットの重量差もあり、実際には28gの差になります。ほぼ体感することはない重量差です。

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各グレードの剛性比較

体感できる一番大きな違いは剛性。
フロントフォークの剛性が落ちることにより、フレームセットとしての剛性も低下。PROグレードとADVANCEDグレードにおいては4%の違いがございます。フォークの影響が大きいですね。
そしてこうして見るとPROグレードは前作のSLに近い剛性があります。
前作のTCR ADVANCED SLに長く乗ってましたので、その剛性感を基準にPROグレードを第一候補としました。

完成車スペックの違い

しかしPROグレードで在庫がある車種はTCR ADVANCED PRO 2(572,000円)のみ。
スタッフ風間が普段乗っている試乗車でもあります。

カラーがこれまでにないメテオストーム。個人的にも凄く好み。
コンポーネントは機械式の12速105。そしてカーボンホイールSLR1。パワーメーターもついてます。
この1台で全部揃えたい、一新したいという場合には最高のアッセンブル。
ただ、カーボンホイールについてはReserve試乗車ホイールやCADEX試乗ホイールがありますし、パワーメーターも手持ちがあるのでここまでの完成車パッケージは不要でちょっともったいないなと。
そしてレースでも使用することを考えると、やはりDi2が欲しい。
Di2だと手持ちパーツとの互換性もありますしパーツ交換、アップグレードが容易というところも大きなポイントでした。

フレーム剛性かDi2か

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店頭在庫のTCR ADVANCED 1 KOM  Sサイズ 1台限定店頭在庫特典ご用意してます

Di2搭載モデルで在庫がある車種はTCR ADVANCED 1 KOM(429,000円)
PROグレードの剛性とADVANCEDグレードの105 Di2を天秤にかけた結果、Di2を取りました。
カラーはアスファルトグリーンと悩みましたが、マーズダストをセレクト。

実際に組んで乗って気がついたこと

フロントディレイラーの対応最大ギア

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KOMモデルということもあり、ギア比は50-34T・11-36Tが採用されているADVANCED 1。
シマノ12速ロードコンポーネントで唯一リア36Tが使用できるのが105グレードです。
フロントギアは普段から使用している4iiiiパワーメーターDURA-ACEクランク54-40Tへ変更。
ここで一つ問題が。
FD-R7150は最大52Tまでの対応。セッティングが出せません。
これは勉強不足でした。ちなみにアルテグラグレードもスペック上は最大52T対応です。
54Tを使用するにはDURA-ACE  FD-R9250が互換性あり。
ということでフロントディレイラーもDURA−ACEへ変更。手持ちのパーツを早速活かすことができました。
Di2にしておいてよかった。。。FD交換と一緒にチェーンもKMCからシマノ純正へ交換。
ただ、フレームのFD台座としては54Tに対応はしていたものの取り付け位置としては54Tがリミット。セッティングもかなりシビアでした。
FD台座の角度が調整できるタイプならいいんですけどね。

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リアディレイラーは105のまま。今後DURA-ACEに変えるかも。

恋しいスイッチA

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STIも105のまま。
105 ST-R7170にはレバー上部のスイッチAがないのでGARMINの操作が出来ないことが地味にストレスですが、慣れてきました。
でも、スイッチAが猛烈に恋しいです。

純正のアルミハンドル・アルミステム

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完成車アッセンブルのアルミハンドル・アルミステム。
コラム径はオーバードライブではないため、通常ステムが取付可能です。
もうちょっと軽量なステムに交換したいところ。通常コラムなので選択肢も広いですね。
そしてステム以上にアルミハンドルの硬さと重さが気になります。
ここはカーボンハンドルに交換予定。交換完了次第、更新しますね。

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ホイールはまずはCADEX 50 ULTRAをインストール。もうこれだけでも戦闘力大幅UP。
CADEX 50 ULTRAの高い剛性との相性も悪くなく、フレーム・フォークがホイールに負けてしまう感じもないです。
うまい具合に中和すると言いますか、ホイールの高い剛性を程よく和らげてくれてる感じ。
価格を考えても、非常に良く出来ているなぁというのが率直な感想です。

現時点での完成車重量

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完成車重量。DURA-ACEペダルとボトルケージ、メーターマウント込み。
ハンドル・ステム・STI・RD・CS・BR・サドル・メーターマウントなど、まだまだ軽くできる余地があります。
7kg前半も十分達成可能かなと。

まとめ

なんだか最終的にフレーム以外全て交換することになっちゃいそうなカスタムとなっておりますがいかがだったでしょうか。
まぁ正直ここまでカスタムするのであれば最初から上位グレードをお選び頂くのもオススメです。
しかし、ここまでのカスタムにも十分対応できるフレーム自体の走りの良さ。
ここがTCR ADVANCEDグレードの凄さでもあるなと感じております。
特にCADEX 50 ULTRAホイールに負けてしまうことのない剛性バランスは、素晴らしいの一言。
ホイールをアップグレードすることでかなり化けるということでもあります。
TCR ADVANCED 2が機械式105をアッセンブルして33万円(税込)。最初の1台としては高いことに変わりはないのですが、性能としては本当に素晴らしいプライシングと思っております。

そしてPROグレードやSLグレードへの期待感も非常に高くなりました。
新型TCRは、今後SLグレードの店頭試乗車も入荷いたします。
常時店頭や近くの峠でご試乗いただけるようになりますので、ぜひ楽しみにして頂けますと幸いです。

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今回の記事も読んで頂きありがとうございます。
お時間ある時に他の記事も読んで頂けると嬉しいです。

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