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2021年6月15日火曜日
2021年6月15日火曜日
2021年6月12日 RETUL FIT & LEOMO BIKE FIT
おはようございます。
つくば市のスポーツバイク・プロショップ
BIKE SHOP FORZAの東(アズマ)です。
昨日は、お持込のバイクでの
RETUL FIT & LEOMO BIKE FIT
をさせて頂きました。
ちょっと取り留めのない
まとまりの無い話を書かせて頂きます。
4000文字を超えてしまったので
お忙しい方は、
ここで読むのを辞めておいて下さい🙏
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打ち合わせ
BIKE FIT の前には、
事前に色々と打ち合わせをさせて頂くのですが
やっぱり、バイクフィットで
本当によくなるの???
今の問題を改善できるの???
という不安は皆様お持ちだと思います。
今回の場合ですと
お持込のバイクですので
RETUL FIT 35,000円税別
LEOMO BIKE FIT 10,000円税別(RETULセット価格)
ですので、
決して安い価格ではないと思います。
税込み5万円も出せば
良いパーツも買えるし、、、
という事もあると思います。
ですので、やってみようかどうしようか?
というのは不安がつきもの。
これは仕方の無いことだと思います。
(終わってみれば全然安かった。と感じて頂くことは多いです)
なかなか文章で、
全てをお伝えすることができない。
ということがありますので
動画などを検討してみても良いかなぁ
とは思ったりしています。
でも、その場合には、バックミュージックを
著作権フリーにしないと音声を入れれないなぁ
なんて思ったりしますし、
5時間ちかい動画なんて、、、
どうやって編集しよう。。。需要あるのか??
なんて問題もあり、なかなかハードルが高いです。
とはいえ、口コミだけでも、、、うーーん。
(引き続き検討)
実際のフィット
とはいえ。昨日もバッチリ楽しんで頂けました。
身体を見させていただき
シューズ調整したり
現状の状態からの可能なセッティングを探り
RETUL FIT のセンサーを付けて
(実際にはLEDですがセンサーといったほうが伝わりやすい的な)
LEOMOのモーションセンサーも付けさせて頂きます。
暑くなってきたので
汗でセンサーがとれないように
キネシオテープで止めます。
お手持ちのクリートスタッカー
3mmを試してみます。
入れるとこんな感じ。
以前にも御自身で試してみたものの
しっくりこなくて外していた。
ということでしたが
脚長差があったので
補正のために試させていただきました。
しかしながら、
やはり御自身にとって良い感触はなく
数値(データ)的にも良い傾向がなかったので
使わないで、無しの状態に戻させて頂きました。
ここがとても大事で
相対的に評価しながら、
これは意味がない(今は)
これは今の時点では重要ではない。
何が問題なのか?解らなくなる要素になる。
という判断であれば
脚長差があったとしても
入れることは、しなかったりします。
構造的に改善する。
というのは1つの方法ですし。
そのように研修(講座)でも学んでいるので
セオリーでもあるのですが
それ以上に、
今かかえている問題が
何に起因しているか?
そして、何をすれば一番改善するのか?
ということを大切にしています。
ですので、
今の段階では、ここまでは物理的に改善させて頂き
ここは、意識的に身体の使い方を変えてください。
みたいな流れが多かったりします。
どれだけ良いセッティングにしても
意識が変わらないと
良いセッティングにした意味が半減するばかりでなく
意味ないね。みたいなことにもなったりします。
もちろん、身体の使い方の前に
いやいや流石にこのセッティングだと、、、
という状態は避けなくてはいけないので
適切なセッティングになっていること。
というのが大切です。
え?じゃあセッティングするだけなら
別に最新のデジタル設備がなくっても
古典的なアナログなセッティングでも
外さないセッティングって出来るんじゃないの?
みたいな感じの疑問がでてくると思います。
◆ここが大切なところ(テストに出ます)
1500文字を超えてしまったので
そろそろ、まとめたいと思います。
アナログなセッティングでも
実際問題、
【悪くないセッティング】
というのは出すことができます。
(ちゃんとした経験があれば)
しかしながら、
デジタルな最新機器を使う意味は、
1 状態を数値化できる。
2 動きながら状態を確認できる。
3 測定精度が良い。
ということにあります。
1、状態を数値化できる。
ことによりフィッターとライダーの双方で
状態を共有できる。ということです。
問題の状態も良くなったという状態も
共通認識を得られる。ということがあります。
よくある?フィッティングでは、
これで良いので、これで乗ってみてください。
わかりました!!
みたいなお任せセッティングが多いかと思います。
もちろん信頼関係は大切なのですが
これこれ、この問題はここにありまして
なのでこの数値がこうなっていまして
なのでこうなると、この数値がこうなります。
この数値は、こっちのほうが良さそうなので
こうしてみましょう。
みたいなやりとりができるわけです。
なので、もし実際に外で乗ってみて
違和感があったら、
じゃあこっちにしてみましょう。
みたいな指針も共有できたりするわけです。
2、動きながら状態を確認できる。
古典的なフィッティングでは、
動きを止めてもらって
膝の角度や前後位置を測ったりします。
しかしながら、RETUL FIT や LEOMO のシステムを
使うと動的に観察することができます。
動いてもらって
じゃあ止まってください。
数値確認。
じゃあまたペダリングしてください。
止まってください、、、
ということを繰り返すのは
とても手間がかかります。
そしてなにより
こぎはじめと、こぎおわりで
同じ位置でペダリングしているか?
というのはわかりません。
今はこの状態でこの数値。
というデータは大切なのですが、
それ以上に、ペダリングの中で
どのように値が変化するか?
その変化は良い変化か?
悪い変化で改善する必要があるのか?
ということが理解できますし
こういった変化をする傾向があるから
このように気をつけてください。
といった改善につなげることもできます。
大切なのは、何が問題で何をすれば改善できるか?
ということが
ライダー、フィッターともに解ること
共通認識にすることです。
3 測定精度が良い。
理系ちゃんな方には、
さっと理解いただけると思いますが、
簡単に言ってしまうと
絶対値よりも相対値が精度よく測れたほうが
改善のためのデータになるよね。
ということです。
アナログで角度を計測する時には
ゴニオメーターをつかって測ったりします。
こんなのをライダーの身体に当ててて測ったりするわけですが
当て方で測定値が変わっちゃたりするわけです
人間が人間にあてて測るわけですから。
しかしながら、センサーをつけて
その値を測るので
センサーが動かない限りには、
同じ位置を測定しつづけることができます。
ペダル軸に対する膝の前後位置というのは
膝につけるセンサー位置の影響で
数ミリずれたりするわけですが、
大切なのは相対的に
どう変化しているか?ということです。
(もちろんちゃんとした位置に貼るのは大前提)
人間の測定誤差もあり、
測定位置の誤差もあり。
となると、どれだけその数値に意味があるのか?
みたいな問題にもなったりするわけです。
けっこう、無理ゲー感がありますよね。
なので過去には、ここを熟練の職人的な
センス、感度、技術で対応していたわけです。
今では数値を取ることに関しては、
システムが精度よく行ってくれるので
より短時間で必要なアプローチに
時間を使うことができるようになりました。
※とはいえ、RETUL3時間、LEOMO1時間
とやってると最低4時間コースですが汗
ということで、やっぱりフィッティングのシステムって
BIKE FIT の未来を明るくするよね。
という話でした。
RETUL FIT だけでも素晴らしいシステムなのですが、
それに加えて
LEOMOのモーションセンサーを使った
LEOMO BIKE FIT を加えることで
RETULでは見えない動きを可視化し
身体の使い方を大きく改善することができます。
ということで
このコンビネーションは控えめに言って最高です。
昨日も、
「楽しかったです。」
というお言葉を頂き最高でした。
当然よくならならければ
楽しくないですし。
よくなったと思いますが
むずかしくて良くわかりませんでした。
というのも勝負に負けた感じになります。
(BIKE FIT は勝ち負けではないですが毎回が真剣勝負です)
そして何より無形のものに
5万円を出していただいて満足頂く。
というのは、なかなかハードルは低くないわけです。
10万円のホイールよりも速く走ることに
繋がることは多々ありますが
良いホイール付けたら速くなりました。
というよりも、本当に速くなるの?
みたいな心配はつきまといます。
ホイールの性能って口コミなどでも
判断しやすいですよね。
そんなわかりくいハードルなども超えて
「楽しかったです」
と言っていただけるのは
やっぱり、最高にいろいろが凝縮された言葉。
で嬉しいんだと思います。
スポーツバイクって楽しい乗り物なので
やっぱり楽しいという目線で
フィッティングも楽しんで頂けるのが一番。
トップレーサーみたいに
結果が出ないと契約が解除されるんです。
みたいなシリアスなモチベーションで
勝負の日々を過ごすんじゃなくって
楽しんで乗っていただきたいと思います。
そんなお手伝いができる
バイクフィットの仕事は、
スポーツバイクプロショップの仕事の中でも
最高に楽しい仕事だったりします。
そして、幸いなことに。
セールスメカニック&バイクフィッター
というポジションなので
販売接客、見積り、組立、フィッティング、メンテナンス
と1人のお客様に対して
全てに関わらせて頂ける。
という楽しさもあったりするわけです。
おかげさまで
いつも楽しく仕事させて頂きありがとうございます(^^)
それでは今日もステキナ1日を☆彡
BIKE SHOP FORZAの東(アズマ)でした。
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御注文の相談は下記の記事からお願い致します🙏
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