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2018年6月25日月曜日

與那嶺恵理選手 全日本選手権レースレポート 新井の本音も添えて

いつもありがとうございます。FORZAの新井です。
與那嶺選手のメカニックサポートを始めてから今年で7回目の全日本選手権でした。
7年かぁ〜。。。あっという間だ。
私個人のハイライトはやはり2年前伊豆大島で開催された全日本選手権。リオオリンピック代表を確定させた優勝を現地サポート含めてやりきれたこと。
そこを最後に、現地サポートは武井コーチにお願いし、レース機材準備などを含めた裏方の裏方を行わせていただいております。
現地サポートってすんごいエネルギー使うんです。選手の本気度と等しい熱量が必要なので。大島から帰りのフェリーでの達成感というか開放感。今でも鮮明に覚えています。
その大島をピークに、私は少し。そこからドロップしました。

正直な気持ちをお話させていただくと、店舗を運営するにあたりここまで注目されている選手のメカニックサポートを行い続けることは多少のリスクもあります。
メカニック含めた機材サポートはトラブルが無いことが『当たり前』なので。
当たり前を当たり前にこなし続けること。それは当たり前なのですが難しい。難しいというより恐怖感でしょうか。
万が一にも何かのトラブルが起きてしまったら、やっぱりフォーカスされてしまいますから。一つのミスが選手の成績を左右しますし、それはお店の評判をも左右します。

ただ、それはお客様の自転車を触らせていただくことも全く同じです。
トラブルを起こさないこと。安全に長く快適に楽しんでいただけること。
選手サポートで得た経験、用心深さ。そして責任感は、確実にお客様のバイクにも宿らすことができているなと、サポートを通じて、恵理選手の活動に携わることができて、得られたかけがえのないことだと感じております。
この7年、恵理選手と同じように成長することができました。
先頭を独走している人の圧倒的余裕感 photo:KeiTsuji san

今回のレースバイク COLNAGO V2-r。そしてスペアバイクのYONEXを組み立てさせていただきました。
元々今回のV2-rは『スペアバイクだから。』と伝えられておりましたが、レースで使うんだろうなと思っていました。
オランダから戻ってきたレースバイクの消耗も進んでましたし、何より組み上がった後の試乗チェックで、いいバイクにできたなって私自身が思ったので。多分使うだろうなと。

結果、優勝バイクとなりとてもメカニック冥利に尽きます。そして、バイクが無事に走りきったことに大変安堵しました。
今年も当たり前をまた一つ。積み重ねることができたことに感謝しております。
大丈夫。私は元気です。いよいよニセコまで2週間切りましたが、ベストを尽くします。

では、與那嶺選手のレースレポートです。改めて優勝おめでとうございます!
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全日本自転車競技選手権大会ロードレース 優勝
Photo: Noriko SASAKI
心地よい緊張感と、安心感の中、無事に優勝をすることが出来ました。
タイムトライアルのレポートと重複しますが、これが全てです。

勝つために。

本当にシンプルにそれだけを目的に帰国しました。

ヨーロッパで通年着用する ナショナルチャンピオンジャージ。
その意味と価値を、私は一番理解しています。

契約、サラリー、主催者からの待遇、チーム内でのポジション、プロトン内でのリスペクト
全てにおいてプラスの効果しかないナショナルチャンピオンジャージ。
今年も必ず勝ち取ってヨーロッパに戻る、と決めて帰国しました。

先週までオーストリア・インスブルックで世界選手権対策の合宿を行い
少し疲れは残っていますが、日本クオリティーのマッサージのおかげで
フィジカルもコンディションもレースが出来る状態に。

多くのサポートを頂き、本当に感謝です。

ありがとうございます。
photo:KeiTsuji
特に
チーム Eri の皆さん
ディッセターレのKakoさん、あんこさん
オアンダジャパンのAkiraさん、Kazさん
コルナゴジャパンの岡崎さん、
カンパニョーロジャパンの皆さん、
梅丹本舗さん
メカニック整備、ロジスティクスを全面的に請け負ってくださるフォルツァの皆さん
そして、武井コーチ。

安心して、自分に集中できる環境を作っていただき
こうして、一年に一回の緊張感を味わい、
そして、優勝することが出来ました。

参加した全ての選手に対し、全ての外的要因について
圧倒的なアドバンテージを持ち、自信を持ってスタートラインに立つことが出来ました。
機材、補給、コース分析、暑さ対策、何も心配はありませんでした。

そして私が幸運を引き寄せられるように、丁寧な日常を過ごしました。
Photo: Noriko SASAKI
レース展開はWebmediaに掲載の通りです。
プロツアーのトップチームの選手として、力の差を見せつけることが出来ました。

勝つべくして勝つために。準備を積み重ねる。
武井コーチの勝利への執念を、毎年一番感じる時間でした。
「お金で解決できる問題は、躊躇無くお金を使おう、躊躇なくだ」
いつも言われています。

この全日本選手権の緊張感も、
競技人生で残り2回と思えば、私は自分を律することが出来ます。

次のレースは7月6日から始まる10日間のステージレース
ワールドツアー ジロ ・ローザ 楽しみです。
今週は練習のボリュームを増やし、ヨーロッパサーキットに帰る準備を進めます。
photo:KeiTsuji
Photo: Noriko SASAKI
私にとって通過点でしかない全日本選手権ですが
ナショナルチャンピオンジャージでヨーロッパに帰れること。
当たり前の日常を積み重ねられる環境を用意して頂くことに感謝致します。

全てを力に変えて
與那嶺 恵理

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