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2016年9月19日月曜日

2016 SDA王滝100kmサバイバルレース無事完走致しました。。。

毎年恒例SDA王滝行ってまいりました!※左から二番目が私。
今回もお写真少なめですが、レースレポートにお付き合いください。
お写真はHHH代表Y氏より。過酷な環境の中撮影ありがとうございました。

今年は過去一番過酷なレースでした。生憎の台風接近。
MTBレースは相当コンディションが悪くならない限り、基本開催となります。
台風が直撃でもしな限り、基本開催。
レース当日は見事なまでの大雨。レースは6時開始。良いスタート順をGETするため、
朝四時前に場所取りのため、スタート地点で待機します。
すると、まだ真っ暗闇な中、けたたましいサイレンとともに村の警報で増水と川の氾濫に注意を呼びかける放送が。。。
「川に近付かないでください」
。。。これから思いっきり川の近くに走りに行くんですが。。。

私が参加するタイミングで台風接近と言うのは過去1度。
結局ほとんど雨も降らず、暑くなりすぎず、かえって走りやすいほどでした。
しかし、今回は過去に無いバッドコンディション。気温は15.6度だったはずですが、体感はもっと低い感じ。
降りも強く、外でアップが出来ないままスタートラインへ。不安を感じつつ号砲を待ちます。今回ウェアが一番困りました。色々用意はしてきたのですが、レインウェアは蒸れるし、結局脱ぎたくなるので、
以前雨に振られたときが上下半袖でも問題なしだったことも踏まえつつ、
荷物を増やさぬようジャージに上下のアンダーウェアで対処。しかし、これが裏目に。
走れば温まるだろうと思っていたのが間違い。レース開始数分でウェアはビショビショに。
あっという間に体温が奪われていきます。水も補給も取りたくないような状態に。
この寒さで補給も取らず走っていると低体温症の危険もあるので、ジェルを水で流し込みます。。。。気持ち悪い。。。
舗装路をしばらく走りダートの登りへ。しかし、体が動かない。。。
今回使わせていただいた機材はSPECIALIZEDのEPIC COMP。ダブルボトルに出来るので、
今回はハイドレーションは背負わず、ボトルの水だけにしているので、
2リットル近く背負っているいつもに比べれば、全然楽なはず。
事前の王滝練でも、いつも長時間乗ると痛みの出る腰や膝等は全く問題なかったのですが、
ダートに入ってしばらくして膝と腰が同時に痛み出し、体もどんどん冷えていきます。
せっかく前に陣取ったのに、後続のライダーさんにどんどん抜かれ、
これ、完走出来ないかも。。。そんな事すら考え始めます。
チームフォルツァのメンバーは既に背中も見えなくなっています。
本来なら皆で私の心を奮い立たせるために声でもかけるべきであるのに。。。
くっ。。。あれだけ色々と色々なことを色々してあげたはずなのに。。。なんと薄情な。。。ん?色々ってなんだ?
しかし、これでDNFではかっこ悪すぎると、自分の気持を奮い立たせ走ります。
ダートはどこもかしこも沢のような状態。いつもなら何本か走れるラインが有って、
そこから抜きつ抜かれつ走れるのですが、今回は登りも下りもかなり走れる場所が制限されている感じ。
眼下の川もいつもは穏やかなのですが、濁流がゴウゴウと流れていきます。
第一CPまでの下りで、ものすごい勢いで前輪から落車する人。。。あれは、
先日SW EPICを購入いただいたF様。。。幸い大事には至らず、無事完走とのこと。
良かった。。。他にも下りで落車するライダーさんが多数。

登りが全然走れないので、なんとか下りで調子を取り戻したい私は、
長い下りを利用して少し順位を戻します。でも、下っているだけなのに、
息切れが半端じゃない。やばいなと思った瞬間下りのカーブで大きな石に前輪を取られ、
危なく顔着コース。なんとか足を地面に踏ん張り落車は回避。
今回一番ヒヤッとした瞬間。良い刺激も入り、なんとか持ち直し走り続けます。
すると見慣れたジャージが。ヒーハーズハウス代表のY氏です。
かなりしんどそうな様子。私もしんどいので、後ろを振り返らずに調子はどうですか?と一声。
「ボチボチです。。。」と今にも消え入りそうな声。。。全然ボチボチじゃない!!
怪我だけ気をつけて。と伝え、サバラHHH代表。私に激励の言葉をかけなかったこと悔やむがいい。ふふふ。
しばらくして第一CPを通過。遅れているのと、水もほとんど飲んでいないので、このCPはパス
横目で見ると寒さの影響か、続行不可能になってしまったライダーさんの姿も。
低体温症が影響なのか、走れなくなる方も何人か出ていたようです。
かなり過酷な状況。私も絶対にリタイアだけはしたくない。
そして、ここで今回一番のハプニングに見舞われます。
ヒーハー言いながら登っていると、急に隣のライダーさんが
「堤下さんですよね?」と声をかけてきます。堤下さんといえば、インパルスの?芸人の?
と私も頭のなかですぐに名字と顔が直結します。
このしんどいときに初対面の私に向かってなんて面白いジョークを飛ばしてくるんだ。この人。
世界的に有名なマナティオブマナティに向かって挑戦的な発言。これは聞き逃せん。
「う~ん。。。ていうか、むしろジミー大西ですよね。ニコッ」と軽快な返し。はい爆笑確定。
すると。一呼吸間を置いて「へ?。。。あっ!そっちか!」え?。。。何?そっちって。
「堤下さんが今回42kmに出場されているんですよ。こっちは100kmですからいるはずないですよね。ごめんなさい。」
。。。紳士的に謝られる私。ジミーちゃんの件には一切触れずに申し訳ないと謝る紳士。
。。。ここで私の王滝は終わった。完全に心を折られた。
とにかくジェルを摂って、力が戻るのを待ちます。心も回復するんですね。パワージェル。本当素敵補給食。
第一CPからは補給のお蔭か、だいぶ足も動くようになり、ダム湖周りの平坦セクション。
いつもは誰か勇敢な方におねだりして引いて頂くのですが、周りにライダー見当たらず、
自分の力でペダルを進めます。いつもなら高速セクションなのですが、
今日は7割水たまり。。。冷たい水に足の感覚と、ズブズブと推進力を吸収されます。
ダム湖が終わると私の好きな無限坂に。自己暗示により、ここでようやく周りのライダーをパスし始めます。
無限坂は完全に沢状態で、路面も岩が露出し、ただまっすぐ走れば良い今までの林道とは勝手が違います。
やっぱり少し考えて走るくらいじゃないと楽しくないですからね。
トラクションが抜けないように地面に体重を乗せるようにペダリング。ライン取りにも注意。
途中で侮ってはいけない漢 GOD WAVEさんがスタイリッシュに補給を取っています。
ここぞとばかりに補給アタック。そしてGOD WAVEさんの姿は見えなくなった。
私に激励の言葉をかけなかったこと、悔やむがいい。ふふふ。
そして第二CPへ。ここもパス。結局80km近く走ってボトル1本しか飲みませんでしたね。

頭からボタボタというよりジャーっと流れてくる水も飲んでいたからでしょうか。
たまにあり得ない苦味が口の中に広がり、お腹壊すのではないかと心配に。
しかし、私のお腹は多少の泥水では壊れなかったようです。
そういえば、今回のライバルフレッシュM子氏の姿が見えませんね。
去年はここで私の強烈豪快正確無比なアタックが決まり、M子氏を粉砕したのですが。
そういえば、CPにFORZAジャージいたよな気が。多分そうだ。
相変わらずの自己暗示で、FORZA内で一躍トップに躍り出ます。
登りのお陰で体も温まり低体温症の恐怖も消え失せます。
そもそも私が低体温症になることなど無いというツッコミは聞こえません。本当低体温症怖い。ガクブルです。
ここで第2のビックリ。王滝のコースはところどころ川が流れていて、
その水源を天然エイドステーションとして利用していたりします。
お水も飲める程きれいなんです。深夜からの大雨でもちろん濁流と化してます。
走りながら川を見下ろし間違って落ちたらアウトだなぁ等とは思っていたのですが、

なんとコースを遮る形で川が氾濫。幸い?この川はそれほど幅ではないので、
皆自転車を担いで渡っています。まさしくセルフディスカバリー。これぞ王滝。
私も自転車を担いで川渡り。しかし、結構深い。。。膝くらい浸かります。
そしてその流れの速さ。思い切り足をもっていかれます。
その先には落差のある岩場を濁流が轟々と音を立てて流れていきます。
これ、まずいよね。ほんとに足を滑らせたらあの世行きなレベル。
すこし背筋をヒヤッとさせ、全てのライダーさんの無事を祈ります。
第2CPから第3CPは20km弱、下り基調なので結構あっという間。
この第3CPで最終局面に向け水分補給。大会が用意してくださった、高価なパワーバープロテインも逃さずゲットします。
ここからはほぼ一人旅。誰も居ないので、うぇあぁぁと情けない声を上げながら、
なんとかペダルを回します。
途中120kmに出場している竹谷賢二先生に後ろから頑張って!と声をかけて頂き、
颯爽と私はパスされます。。。今の嗚咽は効かなかったことにしてください。先生。。。
そしてあっという間に姿の見えなくなる竹谷先生。
私も一人ペダルに力を入れ直し、ラスト10kmの下り。
雨脚が強くなり、顔を打つ雨粒が痛いのなんの。視界も訳がわからないことになりながら、
なんとか無事に完走。
結果は。。。6時間59分。コンディションが良かったとしても、
6時間切りは出来ていなかったであろうタイム。タイムとしては良くも悪くもだったのですが、
まずは無事に完走できて一安心。幸いおご参加いただいた客様にも怪我は無く、それがなにより。

さぁ、今年も残り3ヶ月。BIG TRAIL RIDEにENS。遊びはすぐそこに待っております。
2016年、残りも私風間と一緒に遊びに行きましょう!

BIKE SHOP FORZA風間智晴

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