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2013年9月30日月曜日

フィレンツェ12日目 世界選手権 男子エリート観戦

はい。新井です。
世界選手権、男子エリート ロードレースを最後に閉幕しました。
道端に落ちているフラッグが少し寂しげです。
  
フィレンツェに来て13日目。出国から2週間が経ちました。
本当にあっという間。たくさんの事を学び、感じた2週間でもあります。

今日は、恵理選手と武井コーチは女子エリートのスタート地点モンテカティーニ・テルメのスパへ。
私は、朝一でK谷さんを空港へ送り、宿でゆっくり身体を休めています。
金土日と歩きまわった疲れがドロっと。合計60km程歩きまわりました。

そして、フィレンツェは今日も雨。冷たい雨が降っています。
昨日の男子エリートは、7時間半という歴史的な長時間のサバイバルレースをスタートから降り続いた雷雨がさらに過酷なものにしました。

2年前、スイス シャンペリーで開催された世界選手権 ダウンヒル。
あの時の観戦を思い起こさせる一日でした。

では、写真と動画で振り返っていきます。
このレースを生で観て感じることができたことに心からの感謝を。
ありがとうございます。

フィレンツェ12日目の朝。早朝の雷雨は落ち着き、観戦の出発時には雨も上がった状態に。

周回コースに到着。それとともに、低ーい雲と雷鳴がお出迎え。まさに嵐の前の静けさ。

観戦の前に、スーパーで食料等の買い出し。スーパーを出るとともに降りだした雨。

雨から逃げるように、バールやカフェに避難、お店のモニターで観戦する皆様。
オランダの応援団は、終始この場所で観戦されたご様子。

ゴール地点に少し寄り道。2年前のDH世界選手権では、SHIMANOのブースでポンチョを頂いたのを思い出しました。
今年も寄ってみると、SHIMANOキャップを配布中。今年もSHIMANOのプレゼントに助けられることに。

各チームのチームバスも集結しており、ゴール後に備えます。
キャンピングカーも昨日よりも明らかに増えています。
補給所手前の直角コーナー。ここで周回コース2周目のメイン集団をキャッチ。
逃げ集団は、この8分ほど前に先行。
周回コースに入り、早くもバラけた集団。フィエーゾレの登りでこの追走集団とメイン集団がくっついたり離れたりを繰り返していました。
男子エリート。これまでのレースとは迫力が全く違います。
そして、テレビでしか見たことのない選手が直ぐ目の前を走っていくことにちょっとした違和感と興奮を覚えます。

そして、ますます強くなる雨。そして稲光。
しかし、観客は減っていくばかりか登るに連れてどんどん増えていきます。
最初の緩やかなヘアピンカーブで、3周目の逃げ集団をキャッチ。
そして、逃げ集団との差を縮めつつ、イタリアがコントロールするメイン集団が通過。
勝利だけでなく、勝ち方をも追求する開催国イタリアチームの走りは、地元の観客を熱狂させていました。

集団を追うように、私達もフィエーゾレの登りを登っていきます。
綺麗な景色が広がる、中腹からの眺めも濃い霧に覆われています。
バールでは温かい飲み物と食べ物を求めて、たくさんの観客が押し寄せていました。
そして、あっという間に4周目をこなすメイン集団が。逃げ集団は、少しずつ人数を減らしていました。
追走集団というよりも、メイン集団から遅れたグループ。
くっついたり離れたりを繰り返しています。

そこからもトラブルでさらに遅れた選手は、カーペーサーを使って復帰を試みます。
左の写真の選手は、完全に車に掴まっており、観客からは大ブーイングが(汗)

この日は、さらに頂上ポイントを目指します。
I畑さんに教えていただいた直登コースで、選手が一周回っているうちに一気に登ります。
勾配はコンスタントに18%から20%。。。。ここを自転車で登れと言われたら自信がありません。。。

登り切ると、フィレンツェの街並みと、コースの一部が見渡せるポイントへ。
そうです。フィレンツェ5日目にスペシャルカラーのSL4のおじ様が紹介してくれたポイントなのでした。
頂上は、これまた凄い観客です。頂上は、風も強くとても寒いのですが皆さん、じっとモニターを観て選手を待ちます。

最後のコーナーで陣取る、ノルウェーの応援団。音楽を流し、かなりのハイテンション。
私達もそのテンションに乗らせていただき、寒さをしのぎました。
こちらは、5周目の逃げグループとメイン集団。
そして、6周目のメイングループが通過。(撮影が途中からです。いきなり大きな歓声が出ます。ご注意ください。)
皆さん、寒さの中長時間待っていること、お酒が入っていることによりかなりのテンション。
声援が地鳴りのように響きます。
この雰囲気。本当に凄い。
選手たちの表情も、普段テレビや写真で見るような表情とはまた違う印象。
正直、ジャパンカップも凄いと思ってましたが、比べ物にならないピリピリとした雰囲気が伝わってきます。
6周目を見届け、また一気に下山します。
あまりの雨に、2機持ってきていたデジカメのうち1機がご臨終。。。
そして、補給所の後のフィエーゾレの登り口で、8周目のメイン集団をキャッチ。
観てる観客にも過酷なコンディションですが、走っている選手にとっては、本当に厳しいコンディションだったと思います。
遅れた選手も寒さと疲労で、真っ青。。。
いよいよレースも後半。ゴール地点へ急ぎます。

ゴール前300mのSHIMANOのブース前には、すごい数の人だかりが。皆、モニターを凝視しています。
9周目を終えたメイン集団がホームストレートを大きな水しぶきを上げながら通り過ぎるときには、大きな地響きのような歓声があがります。
そして、いよいよ最終周のフィエーゾレの登り。
ニーバリのアタックに、会場はどよめきと歓声が入り交じる物凄い雰囲気に。
ドキドキハラハラの展開に、まさにモニターの前の観客皆が息を呑む展開。
下りでのニーバリとロドリゲスのチェイスと、下りでのウランの激しい落車には、驚きの歓声と叫び声が。
ロドリゲスと下りでついた僅かの差。そして、その差を埋めるためにニーバリに仕事させた非常にクレバーなルイコスタ。
サルヴィアーティの登りでも詰め切れないロドリゲスとの差。
もう、ハラハラドキドキの展開。ここで、モニターを離れホームストレートへ

ルイ・コスタとホアキン・ロドリゲスの駆け引きは、一瞬でしたがこの目にしっかりと焼き付けました。
あの緊張感と雰囲気。そしてロドリゲスの目。
3位争いのバルベルデとニーバリ。
落車から復帰し、開催国としてのプライドをもってレースを仕掛けた走りには、勝てはしませんでしたが、地元イタリアを多いに盛り上げていました。

そして、表彰式。口元を震わせながら悔し涙を流す、ホアキン・ロドリゲスがとても印象に残っています。
悔しさが、凄く伝わってくる表情。悔しくて悔しくて。。。
見ているこちらまでグッとくるほど。

ロドリゲスの悔しさとレースの激しさの余韻に浸りながら、ホテルへ歩いて帰ります。
オランダの応援団は、BARの前で大盛り上がり。こういう雰囲気、いいですね。
I畑さんご夫妻とも最後にお会いできました。ずーっと頂上でみていたとのこと。
ニーバリがアタックした時の歓声が凄かった。。。と、同じように余韻に浸っておられました。
本当にレースは最高です。

ホテルで、恵理選手と武井コーチと合流し、そのまま夕食へ。
恵理選手もレースの余韻に浸りつつ、世界選手権という大舞台を戦った後の束の間の休息へ。
やっぱり、甘いものを食べている時の顔がいいですね。
そして今朝に、K谷さんをフィレンツェ空港までお見送りに。
一週間の応援ツアーにご参加いただきありがとうございました!
たくさんの事を一緒に経験し、美味しいものを食べた一週間でしたね
また来年のスペインの世界選手権もよろしくお願いいたします!

さぁ、いよいよフィレンツェの滞在も残り僅かとなりました。
後は実質2日。最後まで楽しみます!

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